今後の韓国経済については、雇用事情が良くなく投資心理も冷え込んでいるため、内需がしばらく振るわず、輸出も相当幅の減少率が続くだろうとした上で、経済成長率が下落する危険性が相当に大きいと説明した。一方、経常収支は輸出が非常に不振だが、輸入も大きく減少し、サービス収支も赤字が大幅に縮小しており、2月、3月には相当規模の黒字を計上するものと予測した。
今後の通貨政策方向については、景気の大きな委縮を防ぎながら、金融市場をある程度機能させることに焦点を当てると説明した。また、昨年10月以降、急速に基準金利を下げてきた結果、金融市場にはある程度効果が表れたと評価し、今回は基準金利緩和政策がどのように表れるかを点検しながら政策を運用していくとの結論に達したと述べた。
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