韓大使は、米議会の公聴会で韓米FTAに関し一部で意見の相違があらわになり、米国側が十分に満足できていない状況だと聞いたと説明した。その上で、米国側の公式かつ明白な立場が確定すれば、十分に対話で解決できるとの考えを示した。
次期米通商代表部(USTR)代表に指名されたカーク元ダラス市長は、先の米上院財政委員会承認公聴会で、韓米FTAの内容は不公正で受け入れることはできないとの立場を示した。これについて、韓大使は「とまどったり恐れる必要はない」と強調した。FTA締結に向け、すべての事案が十分に検討されたと指摘し、議会や政策当局者に説明し理解してもらう努力を始めなければならないようだと述べた。
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