【ワシントン11日聯合ニュース】米国防総省は11日、北朝鮮の宇宙発射は基本的にミサイルと人工衛星の双方に使用できる技術であり、国連安保理決議案違反だとの立場を示した。
 モレル報道官は同日の定例会見で「われわれは北朝鮮が宇宙発射と表現するある種のことを準備しているという報道に接してきた。国務省もこれが宇宙発射(space launch)であれミサイル発射(missile launch)であれ、国連安保理決議1718違反だという点を明白にした」と述べた。これは2つ(ミサイルと人工衛星)ともに利用できる発射体と関連があり、二重の目的を持つ技術で、何より区分が不透明なため、国連安保理決議に反すると考えると主張した。

 北朝鮮がミサイル発射または衛星打ち上げを太平洋に向け行った場合、米国は迎撃するかとの質問に対しては「われわれは情報や作戦事項については語らない。そのような可能性に対し対処する計画があっても言及はしない」と答えるにとどまった。その上で、国防総省は北朝鮮の発射の動きを綿密に注視していると述べた。

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