握手を交わす上田会長(左)と金総長=11日、蔚山(聯合ニュース)
握手を交わす上田会長(左)と金総長=11日、蔚山(聯合ニュース)
【蔚山11日聯合ニュース】世界最大の船級協会、日本海事協会(ClassNK)が蔚山大学の造船海洋工学部に多額の基金を投じ、船舶共同研究を進める。ClassNKと蔚山大学は11日午後に同大学で、上田ClassNK会長や金道然(キム・ドヨン)蔚山大学総長、閔季植(ミン・ゲシク)現代重工業副会長らが出席する中で共同研究遂行に関する協約式を行った。
 協約に基づき、ClassNKは今後9年間にわたり造船海洋工学部に150万ドルを投じる。蔚山大も同期間に50万ドルを投資、合わせて200万ドルの研究基金を用いて造船業界の最大課題となる船体ダメージや衝突現象を究明するための研究を進める。主な研究課題は、船舶の波の抵抗減少、船舶同士の衝突予防や被害の最小化、波と潮流、海水温度差を利用した海洋再生エネルギーの開発など。研究に向け、蔚山大は先端海洋システム研究所を設立している。


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