【ソウル11日聯合ニュース】ハイニックス半導体は11日、米ラムバスとの特許侵害訴訟1審判決で損害賠償を命じられ、直ちに控訴する意向を表明した。
 外信などが明らかにしたところによると、米カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所は10日(現地時間)、ハイニックスがラムバスの特許を侵害したと認め、ハイニックスに3億9700万ドルの賠償金を支払うよう命じた。判決には2010年4月18日まで米国で販売されるSDR DRAMに1.0%、DDR DRAMに4.25%のロイヤルティーの支払いを命じる内容も含まれている。

 ハイニックス側は今回の判決と関連し、裁判所はラムバスがハイニックスをはじめほかのDRAMメーカーを相手取り特許侵害訴訟を準備する過程で関連証拠資料を違法に破棄したにもかかわらず訴訟を棄却しなかったとし、これは同じ事案に対するデラウェア州やバージニア州の連邦地方裁判所の判決と相反するものと反論した。

 ハイニックスは1審判決を不服とし、連邦高等裁判所に控訴するとともに、控訴審が進められる間、損害賠償金支払猶予を申請する予定だ。


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