【ソウル10日聯合ニュース】国内の広告産業規模は2007年末現在で9兆ウォンを上回り、国内総生産(GDP)の1.0%を占めることがわかった。
 文化体育観光部と韓国放送広告公社(KOBACO)が10日に発表した「2008広告産業統計」によると、2007年末基準で国内の広告産業規模は9兆4346億ウォン(約6124億円)で、前年の9兆1180億ウォンに比べ3.4%成長した。2006年末基準の調査で前年比8.3%成長を記録したことに比べると、2007年は成長がやや鈍化した。

 GDPに占める広告産業規模は1.0%だった。これは米国の2.1%に比べると低いが、世界平均の0.9%よりは若干高い。経済協力開発機構(OECD)の平均は1.0~1.2%。

 58兆6000億ウォン規模の文化産業で、広告産業は事業者数では6位、従事者数としては4位、売上高は3位、付加価値率は2位だった。

 広告産業のうち、媒体による広告費取扱額は6兆5354億ウォンで69.3%を占めた。媒体別にみると、4大媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)が3兆8298億ウォンで58.6%、ニューメディア(ケーブル、オンライン、衛星、モバイルなど)は1兆4972億ウォンで22.9%、屋外広告は7339億ウォンで11.2%をそれぞれ占めた。

 広告産業の貿易は、国境を基準にすると輸出額が794億ウォン、輸入額は169億ウォンと集計された。広告会社の国籍基準では輸出額872億ウォン、輸入額2兆682億ウォンだった。


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