メーンビルのイメージ図(ロッテ建設提供)=(聯合ニュース)
メーンビルのイメージ図(ロッテ建設提供)=(聯合ニュース)
【ソウル9日聯合ニュース】釜山ロッテワールドに入る、高さ510メートル規模のメーンビルの工事が9日に始まった。
 釜山ロッテワールドは釜山市中区中央洞に位置する市庁跡地に建設される。ロッテ建設は同日午後、会社関係者や許南植(ホ・ナムシク)釜山市長らが出席するなか、現場で起工式を行った。

 釜山ロッテワールドは、周辺交通問題の解決に向けた影島大橋再架設に関する原型保全論争、代替埠頭(ふとう)の建設問題などのために事業を進められずにいた。1997年12月に交通影響評価を終えてから実に11年ぶりに本格的な工事に入った。

 現場が海沿いのため、まずは土留め作業を終え、4月から掘削工事を進める。直径80メートルほどの基礎部分を地下32メートルまで掘り下げる掘削作業には約1年を要する見通し。2010年上半期からメーンビルの骨組工事に入り、2014年に完工する計画だ。メーンビルの階数など具体的な設計は4月ごろ確定するという。


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