【ソウル9日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は9日午前、青瓦台(大統領府)に外交・安保関係閣僚らを集め、最近の北朝鮮動向について緊急報告を受けた。ある中核側近が伝えた。
 ニュージーランド、豪州、インドネシア歴訪を終え前日午後に帰国した李大統領は、この日、非常経済対策会議を主宰した直後に緊急報告の場を設けた。外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官、国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官、統一部の玄仁沢(ヒョン・インテク)長官、金星煥(キム・ソンファン)外交安保首席秘書官らが出席した。

イ・サンヒ の最新ニュースまとめ

 この席で李大統領は、海外歴訪中に朝鮮人民軍総参謀部が発表した東海・黄海地区軍通信ライン遮断措置、北朝鮮祖国平和統一委員会による韓国民間航空機への安全脅威発言などについて報告を受け、対北朝鮮警戒態勢の強化など対策を指示した。また、訪韓中のボスワース米特別代表(北朝鮮担当)の活動についての報告も行われたと伝えられた。

 青瓦台関係者は、大統領不在中の外交・安保懸案報告の次元から行ったもので、関係閣僚と国家情報院長らが出席する安保政策調整会議とは性格が異なると話している。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0