【ソウル6日聯合ニュース】韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国間の貿易増大、文化交流などを支援する韓国・ASEANセンターが13日に設立される。同日はソウル・プレスセンターでセンター創立理事会が開催される。外交通商部当局者が6日に明らかにした。
 韓国・ASEANセンターは、2007年1月にフィリピン・セブで開かれた韓国・ASEAN首脳会議で、当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が設立計画を発表し、同年11月に了解覚書(MOU)が締結された。

 センターは理事会、執行委員会、事務局を置き、大使館の機能や役割を遂行する。韓国とASEAN10カ国の代表で構成された理事会が主要政策を決定し、各国が任命した委員1人ずつ、計11人からなる執行理事会は事務局の監督と諮問を行う。ソウルに置かれる事務局はセンターの事業を企画し、履行する。

 政府はセンターが設立されれば、▼ASEAN諸国の輸出業者に対する韓国内輸出先の紹介▼常設展示館の運営▼韓国企業のASEAN進出に向けた投資案内▼ASEAN関連ポータルサイトの構築▼情報ネットワークの管理・運営▼現地資料の収集と貿易・投資資料発刊――などを進める方針だ。
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