【ソウル6日聯合ニュース】外交通商部は6日、湾岸協力会議(GCC)との自由貿易協定(FTA)締結に向けた第2回交渉が9~10日にサウジアラビアの首都リヤドで開催されると明らかにした。
 今回の交渉は、商品、サービス・投資、原産地・通関、政府調達、規範の5つの分科で分けられ、各分科で作成された統合協定文に対する交渉を進めると同時に、商品譲許案を土台にした市場開放日程に対しても話し合う。

 GCCは韓国にとって主要エネルギー供給先で、FTAが妥結すればGCCからエネルギー・資源を安定的に確保できる。また、GCC地域の建設・プラント市場に韓国企業が進出する機会も広がると期待される。

 GCCは、サウジ、クウェート、アラブ首長国連邦、バーレーン、オマ―ン、カタールの6カ国による経済協力体。昨年基準で韓国とGCC間の交易規模は1006億ドル程度で、対GCC輸出は150ドルで6位、輸入は855億ドルで1位を占めた。
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