【ソウル6日聯合ニュース】現代・起亜自動車の鄭夢九(チョン・モング)会長が、起亜自動車の登記理事職を退いた。
 起亜自は6日、第65期定時株主総会を開催し、任期が満了した鄭会長の登記理事職辞任案件を議決した。また、鄭義宣(チョン・ウィソン)社長を任期3年の登記理事に再任し、鄭聖殷(チョン・ソンウン)副会長と徐永従(ソ・ヨンジョン)社長、李在録(イ・ジェロク)専務を登記理事に新任した。登記理事はこの4人となる。このほか、今年の理事報酬上限は昨年水準の100億ウォン(約6億円)に確定した。

 株主総会が終われば、理事会を開き代表理事を選任する。新代表理事には鄭副会長と徐社長が選ばれる予定だ。また、昨年3月に代表理事職を退いた鄭社長の代表理事復帰可否も理事会で決定される。

 起亜自はまた、4000億ウォン相当の新株引受権付社債(BW)を発行することも決めた。同社がBW発行で現金確保に乗り出すのはこれが初めて。同社関係者は負債解消や財務構造改善が目的だと話している。
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