【ソウル6日聯合ニュース】北朝鮮問題を担当するボスワース米特別代表が7日訪韓し、韓国側と北朝鮮の弾道ミサイル問題などについて協議する。中国に続き日本を訪問中のボスワース代表は、同職に選任されてから初めての訪韓。
 ボスワース代表は9日に、外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官、統一部の玄仁沢(ヒョン・インテク)長官、青瓦台(大統領府)の金星煥(キム・ソンファン)外交安保首席秘書官、6カ国協議韓国首席代表の魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長らと相次ぎ会合し、北朝鮮のミサイル問題に対する対策と6カ国協議の進展案について意見交換を行う予定だ。また、李明博(イ・ミョンバク)大統領を表敬訪問する可能性もあると伝えられた。

 外交消息筋は6日、「ボスワース代表との会合は主に北朝鮮ミサイル問題に焦点が合わせられるとみられる。北朝鮮のミサイル発射を防ぐための対策と、北朝鮮がミサイル発射を強行した場合の対応案をあわせて話し合う」と話している。

 ボスワース代表は7日にはソウルで、6カ国協議のロシア首席代表を務めるボロダフキン外務次官とも会合する予定だ。10日に帰国予定だが、状況によっては訪韓日程を終えた後、北朝鮮を電撃訪問する可能性も排除できない。

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