【ソウル4日聯合ニュース】韓国輸入自動車協会は4日、先月の輸入自動車の新規登録台数を前月比2.6%減、前年同月比29.1%減の3663台と明らかにした。年初からの累計新規登録台数は7423台で、前年同期より24.8%減少した。
 ブランド別登録台数は、BMWが606台、アウディが495台、メルセデス・ベンツが487台、フォルクスワーゲンが466台、レクサスが283台、クライスラーが236台。排気量別では、2000cc未満が1287台(35.1%)、2000~3000cc未満が1256台(34.3%)、3000~4000cc未満が865台(23.6%)、4000cc以上が255台(7.0%)。ベストセラーモデルはBMW「528」(241台)、アウディ「A4 2.0TFSIクワトロ」(192台)、フォルクスワーゲン「ゴルフ2.0TDI(157台)。

 一方、昨年の輸入ブランド販売1位、ことし1月も登録台数トップを記録したホンダは、2月の新規登録台数は228台で、7位に転落した。続いてインフィニティ(日産自動車)が192台で8位。

 ホンダは昨年7月に販売台数1665台を超える好調をみせたが、円高に伴う収益性悪化を打開するため1月に全車種の価格を引き上げたことで逆に打撃を受けた。輸入車ブランドでも比較的中・低価格に属するホンダを好む顧客層の購買力が、続く景気低迷と金融収縮の影響で落ち込んだことも影響したとみられる。ホンダコリアは今月も円高の苦肉の策として追加値上げを断行しており、今後も相当な苦戦が予想される。

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