【シドニー4日聯合ニュース】ニュージーランドに続き豪州を訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は4日、「韓国と豪州は実質的で一段階高い協力時代を開かねばならない」とし、まずは両国の自由貿易協定(FTA)を締結し、貿易を増やし投資進出を拡大する必要があると述べた。シドニーで開かれた韓国・豪州グリーンビジネスフォーラムで述べたもの。FTAが結ばれれば、両国の財界関係者らにも新たなチャンスが開かれると強調した。
 また、豪州の代表企業・マッコーリーグループが韓国に大規模投資を決定したことに感謝の意を示し、他の豪州財界関係者にも韓国への投資を求めた。

 このほか世界金融危機にも言及し、韓国と豪州はG20国家として責任ある姿勢でグローバル危機の克服に寄与すべきだと訴えた。自由貿易を守ることこそが目下の危機克服を早める道だと確信するとし、世界は相生の精神と同時に大胆な景気浮揚措置、すなわち「グローバルディール」を進める必要があると主張した。

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