【ソウル3日聯合ニュース】主要海外投資銀行(IB)が、ことしの韓国の経済成長率見通しをマイナス3%に近い水準まで引き下げた。東欧や米国に触発された第2次金融危機説が浮上し、貿易依存度の高い韓国経済に対する海外の視線はさらに冷たくなっている。
 国際金融センターが3日に明らかにしたところによると、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、モルガン・スタンレー、シティバンクなど海外投資銀行10行が2月末に示した韓国のことしの成長率見通しは、平均マイナス2.9%と集計された。1月末の集計値、マイナス2.3%に比べ、0.6ポイント下方調整された。

 最近、東欧で金融危機説が持ち上がり、西欧経済にもさらなる下落の可能性が浮上している。米国もシティグループが米政府管理下に入るなど険路を進んでおり、世界経済の低迷が深刻化するのではないかとの分析が説得力を得ている。

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