激しくもみ合うハンナラ党と民主党議員ら=1日、ソウル(聯合ニュース)
激しくもみ合うハンナラ党と民主党議員ら=1日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル2日聯合ニュース】国会事務処は2日、前日に国会本館で発生した民主党による車明進(チャ・ミョンジン)ハンナラ党議員暴行事件の捜査を、ソウル地検に依頼したと明らかにした。事務処関係者は、事件当時は国会事務処長が国会庁舎の安全と秩序維持に向けた「国会本館制限措置」を発動した状態だったとし「捜査の依頼は、国会庁舎内で行われるいかなる暴力行為も認めないという意味」と説明した。
 国会で争点法案をめぐり与野党が対立するなか、与党ハンナラ党は1日夜から国会本会議場前中央ホールで座り込みを実施。この過程で、与野党議員と補佐官の間で激しいもみ合いとなり、負傷者が続出した。ハンナラ党は、車議員が1日午後7時30分ごろ座り込みに向かう途中、民主党所属の職員5~6人から集団暴行されたと主張している。車議員は左足を骨折、のどにもけがをし病院で治療を受けた。

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