【ソウル28日聯合ニュース】小学生・中学生・高校生の約6割が、携帯電話中毒の危険性を抱えているとの調査結果が示された。SSROネットメディア中毒予防センターがこのほどソウルと首都圏、慶尚北道地域の小学生・中学生・高校生1249人を対象に調査した結果、個人携帯電話の所有率は96.6%で、このうち62.6%が携帯電話中毒または中毒の危険があると診断された。
 携帯電話依存度や禁断症状に関する質問から回答者を「中毒」「中毒傾向」「非中毒」に分類した結果、回答者の5.4%が「中毒」、57.2%が「中毒傾向」と集計された。「中毒傾向」は依存度が過度に高く、携帯電話中毒になる危険性にさらされている状態、「中毒」は日常生活に深刻な障害を招きかねないほどに依存度が高い状態を指す。

 また、回答者の74.2%が学校で携帯電話に関する教育を受けたことがないと答えており、青少年の携帯電話中毒を防ぐ教育の必要性が指摘された。
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