コメの年間消費量は1963年から統計が作成され、1970年の136.4キログラムをピークに増減を繰り返した。1984年(130.1キログラム)以降は減少の一途をたどっており、2006年からは80キログラムを下回っている。しかし、日本の61.4キログラムや台湾の47.5キログラム(いずれも2007年)に比べると依然多い水準だ。
統計庁関係者はコメ消費量の減少背景として、肉類や穀類加工品など食生活の多様化、1人暮らしや共働き世帯の増加による食パン、もち、めん類といった代替食品の消費拡大などを挙げた。
1998年と2007年のコメと畜産肉類、果実、野菜類の消費量推移をみると、コメ消費量は減少を続けている半面、畜産肉類と果実は持続的に増え、野菜類はほぼ変わらなかった。特に農家のコメ消費量の減少傾向が著しく、農家でない世帯は前年比0.9キログラム(1.2%)減の72.4キログラムを消費したのに対し、農家は前年比5.1キログラム(4.0%)減の122.5キログラムを消費した。
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