【バンコク29日聯合ニュース】韓国とタイの貿易額が修好50周年を迎えた昨年、100億ドルを超えた。タイ商業省が29日に明らかにしたところによると、昨年の韓国の対タイ輸出は68億3100万ドル、輸入は36億6900万ドルで、両国貿易額は105億ドルに達した。韓国は31億6200万ドルの貿易黒字を記録した。
 両国の貿易額は、1995年の32億7700万ドルから2004年の54億3600万ドルまで緩やかな伸びを示してきたが、ここ5年間で急増した。品目をみると、韓国はタイへ自動車・電子部品、鉄鋼などを主に輸出し、タイからは主に農産品や原油などを輸入している。

 貿易額が急増したのは、対タイ輸出鉄鋼製品価格の引き上げ、韓国建設会社のタイ進出に伴う建設資材の輸出、自動車や電子などタイ国内の主要産業に対する部品供給が大幅に増えたため。

 在タイ韓国大使館のキム・ヨンレ商務官は「ことしは世界経済の低迷の影響で両国貿易も昨年に比べ鈍化が予想されるが、中長期的には自由貿易協定(FTA)発効などで増加を維持できる見通しだ」と述べた。

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