【ソウル29日聯合ニュース】新年を迎え製造業の体感景気が小幅に改善した。ただ、絶対的水準では依然、景況は極めて悪化した状態で、回復に向かったと見るのは難しいとの分析だ。
 韓国銀行は29日、製造業・非製造業2014社を対象にこのほど実施した1月の企業景気調査の結果を発表した。それによると、製造業の1月の景況判断指数(BSI)は47で、前月より1ポイント上昇した。韓国銀行は、最近の国際原材料価格急落の影響で、採算性がやや改善したためと説明している。また、2月のBSI見通しは49だった。BSIは、100未満ならば、当該企業の経営条件を悪いと判断する企業が良いと判断する企業より多いことを意味し、100を超えるとその逆となる。

 製造業BSIは、昨年4月の87をピークに、毎月下落を続け、昨年12月は46と、1998年第1四半期(35)以降で最も低い数値を記録した。上昇を示したのは9か月ぶりだ。

 一方、非製造業の1月のBSIは59で、前月と同水準を維持した。2月のBSI見通しも59だった。

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