【ソウル29日聯合ニュース】韓国と日本が和やかな雰囲気のなか自国の伝統酒を酌み交わしている。韓国内では日本酒、日本では韓国のマッコリと、双方の伝統酒の人気が広がっている。
 流通業界と酒類業界が29日に明らかにしたところによると、ウォン安・円高で韓国を訪れる日本人観光客が増えるなか、韓国内には「雨後のたけのこ」のように日本酒を出すバーなどが増え、若者の間で日本酒ブームが起きている。一方、日本では韓流ブームとともに発酵酒のマッコリが健康に良いという認識が広がり愛飲家が増え、マッコリ輸出量が急増している。

 関税庁によると、昨年日本に輸出されたマッコリは4891トンで、前年に比べ25.4%増加した。輸出額は53.0%急増の402万ドルに達した。日本からの日本酒輸入量も、昨年は1866トンで前年比44.2%急増。輸入額は647万3000ドルで、64.0%という高い増加率を記録した。

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