会談場を後にする各党院内代表ら=30日、ソウル(聯合)
会談場を後にする各党院内代表ら=30日、ソウル(聯合)
【ソウル30日聯合】与党ハンナラ党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)、民主党の元恵栄(ウォン・ヘヨン)、「先進と創造の集まり」の権善宅(クォン・ソンテク)各院内代表は30日に会合を開き、争点法案をめぐる最終調整作業を行ったが、合意に至らなかった。
 ハンナラ党はこれまで、放送関連法と韓米自由貿易協定(FTA)批准同意案を含めた重点法案72件を年内に処理する方針を貫いてきたが、洪院内代表は会合で、放送関連法と批准同意案を2月の臨時国会で「協議処理」する譲歩案を提示した。これに対し元院内代表は、これら2件の争点案件を「合意処理」すべきだとして拒否する姿勢を示した。

 こうしたことから、午前11時から3時間余りにわたり行われた与野党の争点法案交渉はいったん決裂に終わった。与野党は議員総会など党内協議を経て、同日午後8時に再び会合し、最終交渉を行う予定だ。

 洪院内代表は交渉後、ハンナラ党が社会法案13件の合意処理に譲歩し、放送関連法案なども2月に延期し協議処理する方向に歩み寄っただけに、交渉が決裂すれば職権上程を要請した法案85件をすべて進めると述べた。
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