【ソウル29日聯合】国税庁が29日に発表した2008年版国税統計年報によると、昨年(2006年10月~2007年9月)、法人全体のうち金融法人を除く35万9917社の中で黒字を計上した法人は24万3758社だった。黒字法人が全体に占める割合は67.7%で、前年に比べ0.5ポイント上昇した。この割合は2002年が65.4%、2003年と2004年がそれぞれ66.3%、2005年が67.0%、2006年が67.2%と上昇が続いている。
 昨年の国内法人(金融法人を除く)の資産は2305兆1620億ウォン(約145兆円)、負債は1369兆6015億ウォン、売上高は2037兆1651億ウォン、当期純利益は93兆417億ウォンを記録した。金融法人を含めた法人全体の昨年の当期純利益は129兆9000億ウォンで、このうち製造業が50兆7000億ウォン(39.0%)と最も多くを占めた。金融・保険業が36兆9000億ウォン(28.4%)、卸・小売業が11兆9000億ウォン(9.2%)、建設業が10兆ウォン(7.7%)で後に続いた。

 昨年、全法人(37万2141社)が負担した法人税は29兆9000億ウォンと集計された。法人税の平均負担額は8000万ウォンで、2006年に比べ500万ウォン増加した。売上高5000億ウォンを超える426社の法人税は総額16兆8000億ウォンで、売上高上位0.1%の企業が法人税全体の56.4%を負担していることがわかった。
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