2009年度業務計画報告に出席した国土海洋部長官=22日、ソウル(聯合)
2009年度業務計画報告に出席した国土海洋部長官=22日、ソウル(聯合)
【ソウル22日聯合】経済危機の早期克服に向け、国土海洋部が内需景気の浮揚効果が高い10大事業分野を「韓国型ニューディール」の対象とし、分野別に作業チームを組み事業を推進していく方針を打ち出した。10大プロジェクトには、道路や鉄道、4大河川開発、京仁運河などの社会資本整備分野と、低所得者向け住宅事業、国土空間情報事業、産業団地開発などが含まれる。
 まず上半期は道路と鉄道予算を優先的に執行し、建設景気の浮揚で景気回復を最大限前倒ししたい考えだ。13兆9000億ウォン(約9712億円)が投入される4大河川整備事業については、特定地域に偏っておらず全国に景気浮揚効果を及ぼすという点で、代表的な「グリーンニューディール事業」と位置付けた。これら社会資本整備の予算は23兆4000億ウォンで、今年より24.5%多い。

 国土海洋部では、総額45兆ウォン(うち国庫14兆8000億ウォン)を早期に投資すれば、79兆4000億ウォンの生産誘発効果と65万2000人の雇用創出効果が得られると見込む。プロジェクト別作業チームの推進状況を周期的に点検しながら、追加財源の確保策も講じる予定だ。また、一部事業の事前調査を除外したり調査期間を短縮するなど、事業全体の推進期間も画期的に短縮する。

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