【東京2日聯合】6カ国協議で米国首席代表を務めるヒル国務次官補は2日に訪問先の東京で、北朝鮮は必ず核検証に向けたサンプル採取に合意し、これを明文化すべきだと述べた。「文書が1件になるか2~3件になるかは分からないが、重要な点は明白でいかなる誤解もないようにすべきということ」と、合意事項の文書化を強調した。AP通信が伝えた。
 ヒル次官補は2日に斎木昭隆外務省アジア大洋州局長と会合、3日には斎木局長とともに韓国代表と面会する。その後シンガポールに移動、4日に北朝鮮首席代表の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官と核検証議定書の採択を協議する。

 北朝鮮は昨年、国際的な支援の対価として原子炉閉鎖に合意したが、その後核施設内のサンプル採取には合意したことがないと主張、6カ国協議は再び膠着(こうちゃく)状態に陥った。

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