【ワシントン1日聯合】中国・北京で8日に開かれる見通しの6カ国協議を控え、米国首席代表のヒル国務次官補が今週シンガポールで北朝鮮の官僚と会合する予定だと、米国務省関係者が1日に明らかにした。
 匿名を要求するこの関係者は、ヒル次官補が今週東京で韓国と日本の官僚と会った後、シンガポールに向かい、北朝鮮官僚に会う計画だと伝えた。ヒル次官補が誰に会うか具体的には言及しなかったが、6カ国協議の北朝鮮首席代表を務める金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官の可能性が高いとみられる。

 国務省のウッド副報道官は1日の会見で、ヒル次官補が同日、日本とシンガポール訪問のため出発したと明らかにしている。

 これに先立ち、韓日米の3カ国首脳は先月下旬、ペルー・リマで行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を機に会談し、12月初めの6カ国協議開催に合意するとともに、協議開催国の中国を通じロシア、北朝鮮と日程を調整するよう要請した。


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