釜山港国際旅客ターミナルの常駐機関が28日に明らかにしたところによると、昨年末から韓日を往来していたポッタリ商人が減り始め、100人余りいた商人は今では50人を下回っている。商人らは主に日本で食料品や菓子などの生活必需品を大量に購入し、釜山市内の市場に供給し利益を得ていた。
こうした商人の減少は、最近の円高により日本商品が値上がりした上、消費も大きく冷え込んだため。常駐機関の関係者は「現在動いているポッタリ商人は普段の30%ほど。購入量もかなり減った」と話している。
また、旅客ターミナルの出国場を埋め尽くしていた日本・対馬への旅行客も激減した。旅行客の大半は免税品ショッピングを目的に、日帰り可能な対馬行きの旅客船を利用していた人々だ。
釜山~対馬間の旅客船は運賃が安い上、運航時間が片道基準で1時間40分ほどしかかからないため、免税品ショッピング客が急増。昨年初めには、対馬から戻る旅客船の乗客の10%ほどが免税範囲を超える買い物をしながらも税関に事前申告を行っていなかったが、最近ではこうした乗客は2%以下に減った。
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