関係業界が12日に明らかにしたところによると、大韓航空は燃料費急騰のため9月2日から運休していた仁川~ラスベガス線を、来月16日から再開し週3便運航する。現在週4便運航の仁川~ワシントン線は来月11日から、仁川~サンフランシスコ線も同12日から、週7便となる。
すでに大韓航空は米ビザ免除後の需要拡大をにらみ、6月にロサンゼルス経由の仁川~サンパウロ線を再運航している。さらに仁川~ハワイ線、仁川~ロス線の供給拡大案も検討中だ。座席数拡大のため、2010年から順次投入予定のエアバスの超大型機、A380型機をロスやニューヨークなど需要の多い米州線に優先的に用い、2011年から10機投入するボーイング787型機も長距離米州線を運航させる。
アシアナ航空も来月11日から、現在は週3便の仁川~シアトル線を週4便に増やし、同16日からは週11便の仁川~ロス線を週14便に増便する。同社は、VWP施行で米国行きの需要が12%増大し、年間収益も250億ウォン(約18億円)ほど増加すると見込んでいる。
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