ロッテ損保関係者は、あいおい損保への株式売却により、9月末時点で141%だった支払い余力率が170%台に引き上げられ、財務健全性を確保することになると話す。業務提携による競争力アップにも期待を示した。
同社は14.9%に当たる自社株を保有しており、9.9%をあいおい損保に売却した後、残りも第三者に売却する考えだ。ロッテ損保の株式は自社株とは別にロッテグループ各社の保有が56.98%に達し、経営権の維持には問題がないという。
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