【ソウル30日聯合】ロッテ損害保険は30日、日本のあいおい損害保険と株式売買契約を結び、9.9%の自社株を約392億ウォン(約30億円)であいおい損保に売却することにした。計416万2950万株を1株当たり9422ウォンで売却する。また、損保経営と関連ノウハウを共有し、人材交流を行うなどの内容で戦略的業務提携も締結した。
 ロッテ損保関係者は、あいおい損保への株式売却により、9月末時点で141%だった支払い余力率が170%台に引き上げられ、財務健全性を確保することになると話す。業務提携による競争力アップにも期待を示した。

 同社は14.9%に当たる自社株を保有しており、9.9%をあいおい損保に売却した後、残りも第三者に売却する考えだ。ロッテ損保の株式は自社株とは別にロッテグループ各社の保有が56.98%に達し、経営権の維持には問題がないという。

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