通貨スワップ協定締結で対ドル相場急騰、信用改善

【ニューヨーク29日聯合】韓米通貨スワップ協定が締結された影響で、ニューヨーク市場ではウォンの対ドル相場が急騰し、韓国の信用リスクが大幅に下落するなど、韓国のドル流動性問題解決への期待が市場に反映されている。
　韓国銀行ニューヨーク事務所によると、米連邦準備制度理事会（FRB）が韓国銀行とともに、ウォンを代価に最大300億ドル以内の範囲で米ドル資金を供給すると発表した29日（現地時間）、ニューヨーク外国為替市場のウォン・ドル相場は午後4時30分現在1ドル＝1355ウォン台で取引されている。前日の1420．50ウォンに比べ65ウォン高。

　また、韓国の信用リスクを示す5年満期の外国為替平衡基金債券（外平債）に対するクレジット・デフォルト・スワップ（CDS）のプレミアムも、前日の5．7%から4．7%に急落、信用度は大きく改善した。