中国製菓子半製品からメラミン、国内3製品に使用

【ソウル29日聯合】食品医薬品安全庁は29日、メラミンが検出された中国製の膨張剤を使って中国で製造された菓子の半加工品から、メラミンが検出されたと明らかにした。
　同庁は20日に、膨張剤として使われる中国製の炭酸水素アンモニウムからメラミンが検出されたと発表し、この炭酸水素アンモニウムを使う製品27種に対し回収検査を実施していた。その結果、菓子半製品の「ハスピ」1件からメラミン18．1Oppmが検出された。これは国内のファソン製菓公司が中国のHebeilangfang　Aolifa　Gripから輸入しており、国内では菓子「キングハース」「総合キングゼリー」「白色キングハース」の3製品の製造に使われる。

　食品医薬品安全庁は、3製品のうち流通期限が2009年2月21日から同年10月26日までの製品について、流通と販売を禁じ、緊急回収命令を出した。