【ソウル29日聯合】国内の大企業は主に海外市場の開拓を狙い外国人社員を採用しており、その働きぶりにおおむね満足しているようだ。大韓商工会議所が29日、大卒以上の外国人社員を抱える国内大企業300社を調査した結果を明らかにした。
 それによると、外国人社員を採用する理由としては「海外市場開拓」が63.0%で半分以上を占めた。次いで「技術移転」が16.4%、「次世代事業の発掘」が11.0%、「廉価な人件費」が6.8%となった。

 また、回答企業の95.8%は外国人社員に満足感を示している。その理由には、外国の現地文化に対する高い理解度(50.0%)、優れた知識・技術レベル(25.7%)、幅広い海外の人脈(19.8%)などが挙がった。

 一方、外国人社員の採用に難があるとの回答も41.7%に上った。具体的には海外の優秀な人材に対する情報不足、複雑なビザ発給・出入国手続き、人材採用にかかる高い費用、国内の滞在環境問題などが指摘された。

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