【北京27日聯合】韓国と中国が両国の外務次官を代表とする「第1回韓中戦略対話」を12月に中国で開催する。駐中韓国大使館関係者が27日に明らかにした。
 この会議は、今年の両国首脳の相互訪問を通じ戦略的協力パートナー関係に格上げされた韓中関係を象徴する意味を持つ。5月の李明博(イ・ミョンバク)大統領の訪中時、両国は外交当局間の次官級戦略対話の場を新設することに合意し、8月に胡錦濤国家主席が訪韓した際に共同声明を発表し同会議の年内開催を明示した。

 第1回戦略対話では外交通商部の権鍾洛(クォン・ジョンラク)第1次官と、中国外交部の王光亜商務副部長がそれぞれの代表を務める。安保、軍事問題を含め、両国の懸案問題と国際問題への対応策を包括的に協議する。原則的に非公開で進められる予定だ。

 大使館関係者は「細かい議題を定めず、両国の共同利益と関連した重大問題を深く議論する場になるはずだ」と述べた。中国が高官級の戦略対話チャンネルを稼働しているのは、米国、日本、ロシアなどごくわずかの国に限る。

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