全体会議では、議題や議事規則採択、議長団や常任理事国の選出、行政・履行委員会の構成、常任委員による議長報告、湿地関連NGO代表の報告に続き、ラムサール条約のティエガ事務局長が地球レベルの条約履行概要を説明する。また、全体会議で採択するラムサール決議文や勧告文の内容についても意見が交わされる。
地域会議では、アジアやアフリカ、アメリカ、欧州など4大陸別に代表やNGO関係者が、各地域の環境懸案について解決や改善策を模索する討論を行う。特別演説では、「韓国における湿地の保全と持続可能な利用」「人体の健康と湿地の相互関係」「気候変化と水、湿地~変化の管理」「統合水資源管理~今後10年間の見通し」などをテーマにした発表が予定されている。
「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」を正式名称とするラムサール条約は、世界的に重要な湿地の喪失と侵食を防ぎ、水鳥が生息する湿地を国際的に保護することを目的にしている。1971年2月に採択、1975年に発効され、現在は約160カ国が締約している。韓国は1997年3月に締約した。
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