【ソウル26日聯合】韓国銀行の金融通貨委員会は27日に臨時会議を開き、金融市場と実体経済の危機克服に向けた方策を幅広く話し合う予定だ。同行が26日に明らかにした。
 臨時会議では、基準金利の引き下げが検討されるとみられる。金融通貨委は基準金利を現行の5.00%から4.75%に下げる可能性がある。0.50%引き下げ4.50%にする可能性も排除できない状況だ。

 また、銀行の負担を軽減するため、預金準備率の引き下げや銀行債を買い戻し条件付取引(レポ取引)の対象に含めること、KIKO(為替ヘッジ商品のひとつ)被害企業に対する支援策などについても協議予定だとされる。韓国銀行関係者は「特定の事案を集中協議するというよりは、危機克服に向け多様な案を議論する計画」と話している。

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