【北京24日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は24日に北京でアジア欧州会議(ASEM)第7回首脳会議に出席し、米国発の金融危機の克服に向け国際協調の必要性を訴える。
 李大統領は同日午後、北京の人民大会堂で開幕する首脳会議の1回目本会議で発言する。青瓦台(大統領府)の随行参謀によると、李大統領は国際金融危機を克服するための国際協調努力を呼びかけると同時に、危機に乗じた保護貿易主義回帰の兆しなどに警戒するようメッセージを伝える予定だ。特に、従来の世界金融監督システムの限界を指摘し、国際通貨基金(IMF)など国際機関の大々的な改革や新たな機関の創設を提案する可能性もあるとみられている。

 首脳会議に先立ち、李大統領は午前に東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国と韓日中が参加するASEANプラス3会合に出席し、金融危機に対するアジア諸国の共同対応方向を模索する。次いで日本とベトナム、デンマーク、ポーランドの首脳とそれぞれ首脳会談を行い、各国との関係増進策などを話し合う予定だ。

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