【ソウル23日聯合】10万ウォン紙幣の発行について、政府が留保の意向を示した。企画財政部の姜万洙(カン・マンス)長官は23日の企画財政委員会国政監査で、まだ公に話す状況ではないとした上で「10万ウォン紙幣の発行は与件上、急がないようだ」と述べた。
 姜長官は、経済事情が苦しいなか、事実上、5万ウォン紙幣を発行すればほとんどの需要は充足できるなかで、10万ウォン紙幣まで発行する必要があるのかという考えだと述べた。公開はできないがさまざまな複雑な事情もあるとした。また、こうした意見を韓国銀行側にただちに伝える考えで、最終的には韓国銀行側と話し合った上で、10万ウォン紙幣を発行するかどうか年内に決定すると説明した。

 10万ウォン紙幣は来年上半期の発行を予定していたが、図案問題をめぐり製作が一時中断されている状態だ。

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