【ソウル23日聯合】現代自動車が23日に発表した第3四半期業績は、売上高が6兆545億ウォン(約4184億円)、営業利益が1045億ウォン、当期純利益が2648億ウォンで、前年同期に比べ売上高は14.5%、営業利益と当期純利益も70.0%と37.8%減少した。
 販売台数は国内が12万1771台、輸出は19万520台の計31万2291台だった。国内向けは前年同期比19.9%、輸出は16.3%減り、全体として販売減となった。しかし、海外工場の販売実績は前年同期に比べ21.9%多い27万724台を記録し、これを合わせた販売台数は3.1%減の58万3015台と集計された。

 今年の第3四半期までの累計販売台数は、国内が労使交渉の長期化による生産への支障で前年同期比3.4%減の44万275台、輸出は欧州でのコンパクトカー「i30」の販売増と新興市場での需要増で2.1%増の78万249台となった。海外工場の販売台数は25.8%多い85万2292台で、現代自全体の販売実績は合計207万2816台で9.2%増加した。

 現代自は、上半期までは高級車「ジェネシス」や「ソナタ・トランスフォーム」など主力乗用車の販売が好調だったが、第3四半期は労使交渉の長期化による稼働率低下で販売も振るわなかったと説明した。同社関係者は、第4四半期には積極的な販売拡大策で盛り返す方針だと話している。

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