【ソウル23日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領がアジア欧州会議(ASEM)第7回首脳会議に出席するため、23日午後から3日間の予定で中国・北京を訪問する。
 24日から2日間開催される会議には、韓国などアジア16カ国と欧州連合(EU)27加盟国の首脳や代表、欧州委員会や東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局代表らが出席する予定だ。「共同繁栄に向けたビジョンと行動」をテーマに、国際金融危機などの懸案が集中協議される。出席者は▼国際経済・金融状況▼食糧安保、災害予防など世界的イシュー▼気候変動、エネルギー安保など持続可能な開発▼国際情勢と地域問題――などを話し合い、議長声明と持続可能な開発に関する北京宣言、国際金融状況に対するASEM声明を採択する。

 李大統領は24日の発言を通じ、国際金融危機に対する国際協調と新たな国際金融体制への新興国組み入れ、保護主義の警戒などを強調する予定だ。2日目には首脳らの昼食会で、北朝鮮の早期の核廃棄を目指し積極的な努力を求めるものとみられる。また、日本やベトナム、デンマーク、ポーランド、フランスの首脳との2国間会談も予定している。

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