金融委員会によると、全委員長は訪問先の中国で22日、中国銀行業監督管理委員会の劉明康主席と会い、中国に進出した韓国系銀行に対する資金供給が円滑に行われるよう関心と支援を求めた。中国系銀行が新規貸出を縮小し、現地借入の依存度が高い韓国系銀行が資金難に陥りかねないという懸念があるため。劉主席は先月に全委員長と電話で話した際、流動性問題などがなければ外資系銀行に対する資金供給は維持されるという立場を示している。
全委員長はまた、中国証券監督管理委員会の尚福林主席には、中国人専用株式に投資できる適格外国機関投資家(QF11)の資格を申請した韓国の金融会社5社への速やかな承認を要請した。
一方、北京市内で開かれた投資説明会で、全委員長は「米国と欧州系の投資家が信用収縮で韓国から投資金を回収している今こそ、中国の投資家が韓国株式市場と優良企業に投資する良い機会」と強調し投資を呼びかけた。
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