【ソウル22日聯合】在韓米軍基地をソウル・竜山、京畿道・議政府と東豆川から京畿道・平沢に移転する問題で、完工時期や費用などをめぐり韓米に溝が生じている。
 政府関係者が21日に明らかにしたところによると、3日に開かれた韓米実務協議で、米国は平沢基地工事に必要な予算を適正な水準で確保できないという判断から完工時期が2019年までずれこむしかないという立場を示した。2015年までに工事を終えるには年間6億ドルの予算を確保しなければならないが、現在は年間3億ドルしか確保できないでいるという。米国は平沢基地工事に要する費用は総額13兆ウォンに達すると見積もっており、竜山基地も2016年ごろ移転が可能になるものとみている。

 一方の韓国は、2014年までには平沢基地への移転作業を完了すべきという立場を伝えたようだ。

 政府関係者は「完工時期と所要費用については来月中に最終合意されるだろう」と話す。2019年という米国の意見は、実務交渉で示されたひとつの主張にすぎないとしている。

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