【ソウル22日聯合】小中高校用の教科書のうち8つの教科書で、独島に関する内容が誤って記載されていることが分かった。
 国会教育科学技術委員会のハンナラ党議員が21日、東北亜歴史財団などを対象にした国政監査で指摘した。同財団が7月23日に作成した対外秘の報告書によると、金星出版社の高校用近現代史の教科書では独島の住所が間違っており、独島にはないはずの噴火口が表示されている教科書もあるという。

 この議員はまた、「日本が独島の領有権を主張することは不当だ」と指摘した教科書はいくつもなく、日本が強制的に独島を編入したと記述した教科書もなかったと述べた。

 東北亜歴史財団に対しては、独島関連の内容に誤りがあるにもかかわらず、教育科学技術部に訂正要請をしなかったことは職務怠慢だとし、来年用の教科書ではこれらを修正すべきだと主張した。

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