【ソウル21日聯合】サムスン電子の携帯電話が、ノキアの牙城だった欧州市場で次第に頭角を現わしている。
 市場リサーチ機関のGfKが21日に明らかにしたところによると、サムスン電子は今年に入りフランスとロシアで携帯電話市場シェア1位を記録したのに続き、欧州最大の携帯電話市場である英国でも、週ベースのシェア調査で2回にわたりノキアを抑えトップに立った。

 サムスン電子は今年1月には英国市場でノキア、ソニー・エリクソンに次いで3位だったが、5月には2位のソニー・エリクソンを制した。その後は1位のノキアを追っていたが、9月1~7日のシェア調査で初めて単独1位を記録した。9月8~14日の調査ではシェア27.3%でノキアと同率、10月6~12日の調査では27.8%と、ノキア(26.6%)を再び抑えた。グローバル携帯電話市場で1、2位に入るノキアとサムスン電子が、欧州携帯電話市場の「心臓部」ともなる英国で抜きつ抜かれつの接戦を繰り広げている状況だ。

 サムスン電子は24日に第3四半期の実績発表を予定しているが、グローバル市場で初めて四半期ベースの販売が5000万台を突破する可能性も取り沙汰されている。その場合は、第2四半期には15.4%だった同社のグローバルシェアが17~18%に拡大することになる。

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