李鳳和次官。16日撮影=(聯合)
李鳳和次官。16日撮影=(聯合)
【ソウル20日聯合】コメ所得補てん直接支払金の不正受け取り疑惑が持たれていた保健福祉家族部の李鳳和(イ・ボンファ)次官が20日、辞意を表明した。
 青瓦台(大統領府)の李東官(イ・ドングァン)報道官が会見で明らかにした。李次官は口頭で青瓦台に辞意を伝えた。李明博(イ・ミョンバク)大統領に直接辞意を表明したのではないが、すでに辞意の意向は李大統領にも伝えられているという。 李大統領は李次官の辞意については「まことに残念な状況」と述べ、いかなる場合であれ趣旨と異なる立法や誤った制度運営があってはならないとの考えを示した。また、コメ所得補てん直接支払金は農業従事者らに恵沢が行くよう、確実な制度改善を行う必要があると指摘した。公務員らの関与が事実であれば、今回の事件を意識転換の契機としなければならないと強調した。

 一方、この問題に関連し、ハンナラ党、民主党、先進と創造の集まりの与野党3交渉団体は、早期に国政調査を行うことで合意した。具体的内容については22日に改めて協議を行う。

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