【ソウル20日聯合】韓国銀行の李成太(イ・ソンテ)総裁は20日に韓国銀行に対し行われた国会企画財政委員会の国政監査で、10万ウォン紙幣の製作を一部中断しており、補助図案を12月までに決定すると明らかにした。
 韓国銀行は来年上半期発行予定の10万ウォン札の肖像に独立運動家の金九(キム・グ)を、裏面の図案に大東輿地図(宝物第850号)と盤亀台岩刻画をそれぞれ選定したが、「大東輿地図」は木版本に独島が描かれていないことから、図案素材として適切でないとの議論が起きた。

 李総裁は、12月には試作紙幣を公開する計画だったことから、遅くともそれまでに具体的な図案を決定すると述べた。人物肖像については変更は考慮していない。

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