【ソウル19日聯合】外国人投資家らが昨年に続きことしも、アジア新興国の証券市場のうち韓国で最も多くの売り越しを記録したことが分かった。
 証券業界が19日に明らかにしたところによると、外国人投資家は国内証券市場で年初から今月16日までに363億6000万ドルを売り越した。前年の売り越し総額265億8600万ドルを36.76%上回った。これで、有価証券と店頭株式市場のコスダックにおける外国人時価総額の割合は28.08%(有価証券市場29.44%、コスダック12.66%)となった。昨年末の30.96%に比べ約2ポイント低い。

 昨年まで外国人投資家は、韓国を除き台湾、インド、タイ、インドネシア、ベトナムなどでいずれも買い越しを見せていたが、ことし年初からは、インドネシアとベトナム以外で売り越しに転じた。グローバル信用収縮が本格化した9月以降を基準にしても、外国人の売り越し規模は韓国が50億1000万ドルで最も多い。

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