【ソウル17日聯合】アジア協力対話(ACD)はカザフスタン・アスタナで16日に外相会合を開き、世界金融危機に対する懸念を表明し、アジア小地域内での金融体制の改善などを通じた共同努力の必要性を強調する内容の「アスタナ宣言」を採択した。外交通商部が17日に伝えた。参加国らは、不安定な穀物価格などによる食糧安保の悪化にも懸念を示した。
 柳明桓(ユ・ミョンファン)長官はこの会合で、前回会合議長国の首席代表として、ACDの目標と財源調達など未来発展方向を盛り込んだ「ハイレベル研究グループ」の最終勧告案を報告した。また、北朝鮮核問題と南北関係現況について説明したほか、最近の金融危機に関してはアジア圏内金融協力事業が進展されなければならないと強調した。

 柳長官は会合期間中、ロシア、カザフスタン、キルギスタンの外相らとの2国間会談も行った。

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