来月議会で韓米FTAを最優先課題に、米大統領促す

【ワシントン16日聯合】ブッシュ米大統領は16日、来月開かれる議会で韓国などとの自由貿易協定（FTA）批准同意案処理を最優先課題の1つとすべきだと促した。
　ブッシュ大統領は、世界の友邦が信用市場の収縮を解消し米国の金融システムに対する信頼を回復するため総合計画を進めているが、それは短期的な緊急措置だとし、「長期的に見て最上の措置の1つは、貿易と投資市場の開放を続けること」との考えを示した。その上で、議会はFTAを承認することで、米国の労働者や農民らに直接の恩恵と米国経済の未来に対する確信を与えることができると主張し、来月の議会では韓国やコロンビア、パナマなどとのFTA問題を最優先課題の1つに据えるべきだと強調した。また、これらFTAが重要友邦との関係を強化するだろうと述べた。