この発電所は、既存の固定式発電システムではなく太陽の位置をとらえる追尾式発電システムを採択、太陽光を受ける時間を増やし、集光率を改善することで発電効率を15%以上高めた点が特徴だ。13万656枚の太陽光電池モジュールが設置され、年間で1万世帯余りに供給可能な3500万キロワット以上の電力を生産する。追尾式ではスペインにある2万キロワット級の太陽光発電所がこれまで世界最大だった。
同発電所の建設は東洋建設産業が全羅南道や新安郡と共同で進めた。SC第一銀行、農協中央会、ウリィ銀行、光州銀行など金融企業7社が、国内の新・再生可能エネルギー分野のプロジェクトファイナンス(PF)としては最大規模の1760億ウォン(約130億円)を造成し、参加するなど約2000億ウォン余りが投じられた。
東洋建設産業は今後15年間、発電所を運営しながら発電システムを供給したドイツのコネルギーからの技術移転を完了させ、国内の太陽光発電産業の中核技術を確保・発展させる計画だ。
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