講演する李相憙長官(国防部提供)=15日、ワシントン(聯合)
講演する李相憙長官(国防部提供)=15日、ワシントン(聯合)
【ワシントン15日聯合】国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官は15日、韓米戦略同盟は北朝鮮による脅威の抑制と同時に北東アジア地域の均衡・安定に向け中核的な役割を果たすべきで、朝鮮半島の統一後、韓国は同盟を基に地域・世界レベルで米国の安保負担を分担すると述べた。韓米安保協議会(SCM)に出席するためワシントンを訪問中の李長官は、韓米関係専門家らを前に「未来の韓米同盟の発展方向」をテーマに講演をした。韓米同盟の発展は朝鮮半島と地域の安定に必須だとしている。
 韓米同盟を順調に発展させるためには懸案の安定管理が緊要だとしながら、▼韓米の緊密な協調を通じた北朝鮮核問題の解決▼大量破壊兵器の拡散防止▼戦時作戦権転換の体系的、段階的な履行▼在韓米軍の安定的な駐留環境作り――などを強調した。

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